復元ポイントの作成&システムの復元(Windows10&Windows11)

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

今回は復元ポイントの作成及びシステムの復元方法について説明します

以前紹介しました「システムイメージ復元」と名前は似てますが、
何が違うのかというと

●保存場所

復元ポイントの作成/システムの復元・・・PCのストレージに復元データを保存する
システムイメージの作成/復元・・・DVDやUSBに復元データを保存する

●復元する物

復元ポイントの作成/システムの復元・・・OSのシステムフォルダを含めたストレージ内のファイルを復元する
システムイメージの作成/復元・・・ファイルだけでなくシステム状態も復元する、システム修復ディスクを使って起動プログラムの修復も出来る

復元ポイントの作成/システムの復元は、やり方も簡単でDVDなどのメディアの用意も必要ありません
パソコンに深刻な不具合が発生しない限りはこちらでも十分です
ただし、PCのストレージに復元ポイントを作成しているので、
ストレージが破損した場合復元ポイントも壊れて読み込めなくなることもあります
また、ファイル同士やファイルとレジストリの間に不整合が発生する事もあり完全に安全とは言えません

つまり用途としては
ファイルの状態、履歴を元に戻したいときはシステムの復元、
PC破損時にファイルを含めて修復したいときはシステムイメージの復元を選ぶ事になると思います

システムイメージを作成する方法(Windows10&Windows11)
システムイメージを復元する方法(Windows10&Windows11)

では復元ポイントの作成方法から紹介します!

◆復元ポイントの作成方法◆


画面左下の「Windowsマーク」を右クリックして「システム」をクリックします

system01.jpg

「バージョン情報」が表示されます
「関連設定」欄の「システム情報」をクリックします

system02.jpg

左側の「システムの保護」をクリックします

system03.jpg

「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブ画面が表示されます
「作成」をクリックします

system04a.jpg

「復元ポイントの作成」が表示されます
任意の名称を入力し、「作成」をクリックします

system05.jpg

「復元ポイントを作成しています…」のメッセージが表示された後、復元ポイントが作成されます

このように短い時間でさっと作れてしまうので、気づいたときに作成しておくと安心です

◆システムの復元方法◆


先ほどの手順で、
「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブ画面を開きます
「システムの復元」をクリックします

system04b.jpg

「次へ」をクリックします

system06.jpg

復元したい「復元ポイント」を選択し「影響を受けるプログラムの検出」をクリックします

system07a.jpg

※該当の復元ポイントが見当たらない時は、このように
「他の復元ポイントを表示する」のチェックを入れると過去の物も表示されます

system08.jpg

「削除されるプログラムとドライバー」ボックスと「復元が見込まれるプログラムとドライバー」ボックスを確認して
問題がなければ「閉じる」をクリックします

(※ここで表示された内容に不都合がある場合は、「閉じる」をクリックして、他の復元ポイントを選択してください)

system09.jpg

復元したい「復元ポイント」を選択し「次へ」をクリックします

system07b.jpg

「復元ポイントの確認」という画面が表示されます
内容を確認し「完了」をクリックします

system10.jpg

「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?」と表示されます
「はい」をクリックします

017721m.png

「システムの復元の準備をしています…」と表示され
システムの復元が開始されるので、そのまましばらく待ちます

017721n.png

システムの復元が完了すると、自動的にパソコンが再起動します
再起動後「システムの復元は正常に完了しました」と表示されたら
「閉じる」をクリックします

017721o.png

以上です


また先ほどの画像にもチラッと出ていましたが
Windows Updateなどのタイミングで自動的に復元ポイントが作成されており、そこから復元することも可能です

このようにメディアも必要なく、いくつでも、サクッと簡単に作れる復元ポイントですが、
やはりネックとしてはストレージの故障で復元ポイントの読み込みが出来なくなる事もあるので過信は禁物です

大事なデータに関しては外付けストレージやUSBメモリ、クラウドなどにバックアップを忘れないでくださいね

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!