パソコンが起動しない時はまず放電!

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

ある日、パソコンを起動しようとすると

「電源ボタンを押しても、パソコンが起動しない」
「電源ランプは付くけど、起動画面に入らない」
「起動音はするけど、そこから進まない」

などの症状が起こる事があります

パソコン使用時に突然シャットダウンし、再起動しようとしたら上記の症状が出ることもあります

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パソコンの故障や寿命を疑う方が多いかと思いますが、大抵はそうではなく

帯電によって引き起こされた症状である場合がほとんどです

そして帯電は、お客様自身の放電作業によって解消出来ます

なので、上記の症状が生じた際は
修理に出したり、問い合わせをするよりも前に、放電作業を試してみる事をお勧めします

◆帯電による障害◆


パソコンは電子機器のため、
普段どおり使用していても必ず内部に帯電が発生します

その帯電によって稀に動作環境にエラーが発生し、
そのエラーがパソコンに重大な障害を及ぼす前に、パソコンが勝手にシャットダウンする機能があります

これはパソコンの防衛機能の様なものです

そして電源がオフの状態でも帯電は続いており
起動時にある程度の帯電が検知されていると、パソコンはエラーの為起動しなくなります・・・

こうなった時は、「放電」を行うことで
エラーとなった動作環境を初期化することが出来ます

うまくいけば、シャットアウト機能が解除されて正常にパソコンが動作するようになります

(※初期化と言っても、エラー状況が初期化されるという意味で、
放電作業で内部のデータが初期化され消える事はないのでご安心ください)

◆放電作業◆


1.パソコンの電源をOFFにする

正常なシャットダウンが出来ない状況であれば、電源ボタンを5秒以上長押しする事で強制シャットダウン出来ます
(正常手段でないのであまりお勧めは出来ませんが、電源コードを抜くよりかは安全です)

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2.周辺機器を取り外す

USBマウス、キーボード、スピーカー、レシーバー、イヤホン、LAN、モニターケーブルなど全て取り外します
DVDドライブにディスクが入っていたらそれも抜きます

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3.ノートパソコンの場合は、バッテリーを取り外す

ノートPC背面の蓋を外して、バッテリーを取り出します
機種によってドライバーが必要となります

外し方が分からない時は、メーカーのホームページや説明書などを参照します

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****************
ノートPCの場合、バッテリーを外した状態で一度起動してみてください
問題なく起動するようなら、帯電が原因ではなくバッテリーの容量や寿命が原因という事です
****************

4.電源コードを抜く

パソコン差込口の方とコンセントの方両方を抜きます

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5.2時間以上待つ

5~15分ほどで大丈夫と言っているサイトもありますが、個体差も大きいので
念のため2時間は放電を続けることを推奨します
勿論、短時間で帯電が消える事もありますが、長時間の放電作業をしなければ正常に戻らなかった例も多いです

不安な気持ちも分かりますが、落ち着いて待ちましょう

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もちろん、5~15分ほど待ってから起動してみて、ダメだったら今度は2時間ほど待ってみる!でも大丈夫です

6.電源コードのみを差込み、電源ボタンをONにする

2時間以上待機したら、

周辺機器は後回しで、電源コードのみをパソコン⇔コンセントと接続し、電源ボタンをONにします
ノートPCの場合、バッテリーを外したまま行います

(※この時に延長コードや電源タップなどを使わずに壁のコンセントから直接電源を繋ぎます)

ここでパソコンが正常に起動するかどうかを確認してから、周辺機器を取り付けます
というのも、周辺機器自体に症状の原因がある可能性もあるからです

周辺機器を取り付けた状態で、再度起動してうまくいかなければ、
周辺機器自体が何かしらの悪影響をパソコンに及ぼしている、もしくは相性が悪いという事になります

◆それでも症状が治らない時◆


帯電によって生じた症状であっても、放電作業で治らない事もあります

これは帯電による熱で回路や各パーツに受けたダメージが深刻である場合にはあり得ます

または一時的に改善しても再度症状が発生する場合もあります

そんな時は素直に修理に出しましょう!

また、パソコンが起動しない原因として、帯電以外にも「メモリの接触不良」という可能性もあります
特にご自身でメモリを交換された際は、よく起こる現象です
こちらを参照してください↓
メモリの接触不良とメモリ抜き差し方法

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あまりお勧めは出来ませんが、
デスクトップパソコンの場合、マザーボードにあるボタン電池を取り外すという放電作業もあります
このパーツは非常に帯電しやすいパーツなので放電効果が期待できますが、
経験がなければ難しいので、自信のない方は触らない方が無難です
最後の手段だと思ってください

◆パソコンが帯電する原因◆


そもそも帯電が発生する原因はなんなのか?

必ずしも当てはまるという訳ではないですが、パターンは3つ考えられます

・パソコン内部のホコリや汚れ

長い間、ホコリや汚れの層が積み重なって
内部の冷却ファンの動作が悪くなっていたり、換気を妨げていたりする事があります

ホコリで冷却効果が弱まり、発熱が強まると帯電しやすい環境が生まれます

定期的なメンテナンス・掃除をすることで解決しますが、
掃除の為パソコン内部を開けるときは、静電気に充分注意してください

パソコンの内部パーツは水と同じくらい静電気に弱いです

こちらの記事もご参照ください↓
ノートパソコンの熱が心配、そんな時は・・・

・パソコンの長時間使用

パソコンを長時間使用するとパソコン内部に不要な電気が溜まり、帯電する場合があります

帯電を引き起こしやすいのなら定期的なシャットダウンを推奨します

・電源コードの長時間接続

定期的なシャットダウンしていても
電源コードをコンセントと繋いだままにしておくと、帯電は解消されない場合もあります

パソコンは電源をOFFにしてもコンセントから電力が供給されるため
少しずつ内部に電気が溜まっているからです

毎回電源コードを抜いている人は少ないでしょうけど、
帯電による不具合を発生させないためには非常に効果的な手段です


繰り返して申しますが、症状が発生した時には
修理に出したり、問い合わせをするよりも前に、2時間以上の放電作業を試してみる事をお勧めします

例えば、お客様から「当社で購入したパソコンが起動しなくなった」というお問い合わせを受け、
修理の為届けられたパソコンが、こちらでは問題なく起動した、というケースも多いです

これはパソコン配送中の数時間の間に放電が済んでいて動作環境が初期化され、正常に戻っていたという事です

このように、トラブルは発生したらまず放電!をお願い致します

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!

書き込み用DVDが認識されない場合は

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

◆書き込み用DVDが認識されない◆


システムイメージをご自身で作成しようとしているお客様から、
このようなお問い合わせをよくいただきますが、

これはドライブが対応していないせいかもしれません…

DVDドライブには
「DVD-ROMドライブ」と「DVDマルチドライブ」の2種類があり、
それぞれ対応するDVDが異なります

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DVD-R
DVD-RW
DVD-R DL
DVD+R
DVD+R DL
DVD+RW
DVD-RAMなどの

書き込み用DVDは「DVDマルチドライブ」(又は「ブルーレイドライブ」)でなければ使う事は出来ません

パソコンの光学ドライブが書き込み用DVDを入れても反応しないのであれば、

通常の「DVD-ROMドライブ」である可能性が高いです

「DVD-ROMドライブ」は読み込み専用であり、
書き込みは出来ません

お買い上げのパソコンが「DVD-ROMドライブ」か「DVDマルチドライブ」のどちらなのか、確認をお願いします

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DVD-ROMドライブ・・・読み込み専用、音楽CDや何らかのアプリDVDなど、予めプログラムされたものを読み込んで、起動させる事が出来ます、
書き込みは出来ません

対応メディア:CD-ROM、DVD-ROMのみ

※ROMとは「Read Only Memory」(リードオンリーメモリ)の略で、読み込みのみ可能という意味です
つまりROMと書いてあれば読み込み専用と考えて大丈夫です

DVDマルチドライブ・・・読み込みと書き込みの両方が出来ます

対応メディア:読み込み専用(CD-ROM、DVD-ROM)、書き込み専用(DVD-R、DVD-RW、DVD-R DL、DVD+R、DVD+R DL、DVD+RW、DVD-RAMなど)

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◆確認方法◆

デスクトップの「PC」アイコンを開きます

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「PC」アイコンがなければ、
以前の記事の「デスクトップにPCなどのアイコンを表示させよう!」で紹介しましたやり方で「PC」を開きます

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ここで、光学ドライブの種類が確認できます

DVDドライブのアイコンが「DVD-ROMドライブ」と書かれていたら読み込み専用であり、書き込み用DVDは使用できません

DVD-Rドライブ、DVD-RWドライブ、DVD-R DLドライブ、DVD+Rドライブ、DVD+R DLドライブ、DVD+RWドライブ、DVD-RAMドライブなどと書かれていたら「DVDマルチドライブ」であり、書き込み可能です

◆他の確認方法◆

ドライブの表面(ベゼル)の、DVDマークを確認する方法もあります

下記のマークが「DVD-ROMドライブ」、

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下記のマークが「DVDマルチドライブ」となります

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※注意※
ただし、当社オーエープラザでは
入荷時DVD-ROM等仕様の商品をマルチドライブに仕様換装する場合、
ドライブのみ交換となりますのでドライブベゼル(カバー)はDVD-ROM等の表記のままになります


DVDマルチドライブを選択した場合でも表面の外観のみはDVD-ROMドライブとなっている事もあるので、
確実に確認するためには、上記の「PC」を開くやり方でご確認ください

◆確認してDVD-ROMドライブだった場合◆


そのDVD-ROMドライブでは書き込みは出来ません

その上で書き込み用DVDを使用したい場合は、外付けDVDマルチドライブが必要となります

市販でお求めください
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しかし、まずはパソコンお買い上げ前に「DVD-ROMドライブ」か「DVDマルチドライブ」のどちらなのかを確認をするか、
もしくは、お買い上げ時に光学ドライブのオプションをDVDマルチドライブにするのが一番です


また、システムイメージを作成する上で
・システムイメージディスク
・システム修復ディスク

の2つを作成します

システム修復ディスクの方は、書き込み用DVDを使用していただいて何ら問題はありませんが

システムイメージディスクの方は、外付けハードディスクを推奨しており、
書き込みDVD用は、DVD容量によっては何十枚も必要となりますので余りお勧め出来ません
(また、USBフラッシュメモリーも利用できません)
この点、ご注意ください

詳しくはこちらの記事をご参照ください↓
システムイメージを作成する方法(Windows10)

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!

 

メモリの接触不良とメモリ抜き差し方法

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

電源が突然落ちた
パソコンが起動しなくなった
パソコンが再起動を繰り返す
電源は入るが、そこから起動しない
など

こんな症状が生じた時、原因の一つとしてメモリの接触不良が考えられます
そこでパソコン内部を開き、メモリの抜き差しを試すことで、パソコンが正常に戻る可能性もあります

パソコン内部をいじるとなると心配になるかもしれませんが、
メモリは比較的取り出しやすい位置にあります

ただデリケートな作業であることに変わりはないので、慎重に作業できる環境で行ってください
放電作業など、簡単に出来る他の対応方法を試してから行う方が無難です

難しいようなら、詳しい方に任せるか、ご購入いただいたショップに問い合わせてください

また不具合でなくても、メモリをご自身で交換したい方も以下の手順で行えます下向き矢印

※以下の作業は必ずパソコンの電源をオフにしてから行ってください
また電子部品は静電気によって故障してしまうこともありますので、ご注意ください

◆ノートPCのメモリ抜き差し方法◆


▼メモリを外す

メモリ格納部の蓋のネジをドライバーで外し、蓋を開けます
画像3のの印が付いた場所のロックを外側に開いてロックを解除し、メモリを外します

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の印が付いた部分がロックになっており、指で外側に開くと簡単に外れます
ロックを外すとメモリが持ち上がり、引き抜けるようになります
2枚取り付けてある場合、下側(2枚目)もやり方は同じです

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↑ロックが外れている状態です

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◆ノートパソコン用メモリ◆

▼メモリを挿す

取り付ける時はしっかりとメモリを奥まで挿し込んで、上から抑えるようなかたちで
パチンとロックがかかるまで下へ押します

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・各メーカーごとの、メモリ格納場所は以下となります

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◆デスクトップPCのメモリ抜き差し方法◆


※下記の手順はHP製デスクトップPCでの一例です
メーカーや機種によって、格納位置は異なります

▼メモリを外す

赤色部分の取っ手のロックを解除してカバーを開けます

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緑の矢印「→」のシールの部分をその方向に引き上げるとメモリスロットがあります

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メモリの両端にあるロックを左右に開きながら、押し込んで解除します

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◆デスクトップパソコン用メモリ◆

▼メモリを挿す

取り付けは固い場合があるので、両手で破損に気を付けながら、パチンとロックがかかるまで強めに押し込みます

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・各メーカーごとの、メモリ格納場所は以下となります

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以上の手順を終え、メモリがしっかりと挿し直せていればOKですOK

ただメモリの接触不良も、小さなほこりが隙間に入り込んだために発生するケースもあるので、
メモリを抜いた時、メモリ端子や内部の差込口もしっかりとエアダスターなどでほこりを飛ばしておきたいところです
(※端子や回路にほこりがあっても、直接触れたりせず風で飛ばすようにしましょう)

またその際は、特にほこりが溜まりやすいファンや排気孔のほこりも綺麗にしておくと
排熱の効率低下も解消され、パソコンの動作が快適になります!

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いしますウィンク

液晶モニターの表示方式TN・VA・IPSの違い

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

パソコンのディスプレイモニターを購入する際に知っておきたいのは、採用されている液晶パネルの種類です
現在、主流となっているTFT液晶パネルは3種類に分類されています

TN方式(Twisted Nematic)、VA方式(Virtical Alignment)、IPS方式(In Place Switching)です

見落としがちですが、ディスプレイの商品ページのスペック欄や画像などに
表示方式:IPS(白色LEDバックライト) 、とか
LCDパネル種類:TN、と書かれているはずです

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液晶分子に電圧をかけることでモニターのバックライトの光量を調整し
その駆動方式がTN・VA・IPSの3種の方法が採用されているという事ですが

そんな難しい話はさておき、
これら3種のパネルはそれぞれ特徴があり、適した使い方が異なりますので予算や用途にあわせたディスプレイをお選びできるよう、
各液晶パネルの特徴を解説致します下矢印

◆TN方式◆


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ねじれネマティック液晶と呼ばれています
主に、パソコンのディスプレイや携帯電話の画面に使用されています

生産技術が確立しており普及率も3種の中で最も高いため、価格が安い傾向にあります
パネルの発光効率も高いので、消費電力が少なく済みます

また描画の応答速度が速く、スポーツ観戦やオンラインゲームなどには有利と言えます
透過率が高く、画面を明るくしてもぼやけづらいのもメリットです

ただ大きなデメリットとして、視野角の狭さが挙げられます
正面以外の角度では色合いが変化してしまう「色度変移」が顕著で、複数人で見るにはあまり適していません
同様の理由として、デュアルディスプレイもやや不向きです

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※視野角とは・・・液晶モニターの明るさなどが斜めから見てどこまで正常に見えるかを表す角度です
商品スペックに「視野角(可視角度)  水平:170°、垂直:160°」とあれば最大180度に対し、
左右には170度、上下には160度まで映像が見れる角度を保証しているという事です

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◆VA方式◆


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性能としては、TN方式とIPS方式の中間に位置するようなパネルです
主に、パソコンのディスプレイや高品質なテレビに使用されています

コストはTN方式より高く、IPS方式より安い
視野角はTN方式より広く、IPS方式より狭い

バランスがとれているため、無難な物を選ぶならこちらとなります

特に優れた点としてコントラストが高く
暗い部分と明るい部分を同時に表示した時にハッキリとした画面表示が可能で
メリハリのある画質を楽しめるパネルとなります
応答速度に関しても悪くはありません

◆IPS方式◆


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主に、DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれ、高級テレビにも採用されている形式です

視野角が非常に広く、色再現性の高さに優れているため
画面から遠く離れて見たり、斜めから見ても映像の美麗さは変わりません

大き目のディスプレイで映画や写真の鑑賞をするのに適していると言えます

色ずれが少なく発色もよいので、
パソコンでイラストを執筆するイラストレーターや、動画の作成をしているクリエイターなどに愛用されています

一般的に他の方式より応答速度が遅いですが、オーバードライブでカバーしている製品もあります

また、単純比較では最も高性能なので高価なものが多いです


ここまでメリット、デメリットを挙げましたが
それぞれの方式にもパネルメーカーによるバリエーションがあり、技術の進歩によって
その表示方式の短所を改善する技術を取り入れている物もあります

VA形式でも配向分割法との組み合わせでIPS並みの広視野角を実現しているものもあります
IPS形式でも応答速度の遅さから生じる残像感を残像低減技術でカバーしているものもあります

このように
商品によって表示形式の特性の優劣がなくなる場合もあるので、実際のスペック等を見比べるのも重要となります

ともあれ迷ったら使用用途で決めるのが一番です下向き矢印

◆おすすめの使用用途◆


TN方式……視野角が狭いので1台だけを正面向きで使う場面に向いてます、FPSや格闘ゲームなど動きが早いゲーミングPCでもOK、安いモニターで十分な人にも

VA方式……広い視野角とコントラストを生かした映像鑑賞や画像の鑑賞に向いています、TN方式と同じ用途でもOK

IPS方式……視野角が広いのでマルチモニターやTVのように複数人でモニターを見る場面に向いてます
色ずれの少なさを生かしたイラスト製作や、動画作成、写真の編集、映像鑑賞にも適しています
高性能なモニターが欲しい方はこちらです

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この記事を参考に用途や目的にあった表示方式を選んで、購入を検討してみてください音符

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いしますウィンク

外付けWEBカメラの調子が悪いときは

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

早いものでコロナ発生から、もうすぐ1年が経とうとしています

しかし今だ世界的に収束する様子は見られず、
テレワークも様子見で継続している企業も多いのではないでしょうか

テレワークでwebカメラを使ったオンライン会議をする際、カメラが内蔵されていないノートPCやデスクトップPCの場合は
外付けタイプのwebカメラを使用することになりますが、

今回はその外付けwebカメラの不調時やトラブルの対処法について説明します

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◆トラブル1:映像が出ない◆


ZOOMやSkypeなどのミーティングソフトを起動した際、
映像が映っていなければカメラの接続に何か問題がある可能性があります

まずWindowsのカメラアプリで状態を確認します

起動しているソフトを全て閉じます

webカメラをパソコンのUSBに接続します

タスクバーの「ここに入力して検索」のところに「カメラ」と入力します
カメラアプリが表示されますのでクリックします

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カメラアプリが起動します

■画面が表示されている

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カメラは正常です

お使いのソフトの方で映像が表示されていないのであれば、
そのソフトをアンインストール&再インストールしてみてください

■画面が表示されていない

hihyouji.jpg

このように「カメラが見つかりません」と表示されたときなどは

USBケーブルを指し直してみたり、別のUSB差し込み口を変えてみて
同じようにチェックしてください

それでもカメラ映像が表示されない場合は
カメラ自体に不具合が起きている可能性があります

カメラをお求めの販売店までご相談ください

◆トラブル2:カメラの映像がカクつく・止まる◆


接続したカメラとPC側のカメラ設定が異なる場合に
カメラ映像がカクつく・止まる、などの症状が起きることがあります

カメラアプリの設定で調整します

カメラアプリの左上に歯車のマークがあるのでここをクリックします

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「設定」が開きますので、
「写真の画質」「ビデオの画質」をカメラの仕様に合うように調整してください

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◆トラブル3:カメラの映像が粗い気がする◆


解像度が低いカメラを使用しているかもしれません

webカメラテストのサイトで解像度を確認出来ます

webカメラをパソコンのUSBに接続します

「ウェブカメラテスト」のサイトを開きます
https://ja.webcamtests.com/

このサイトでは接続されたwebカメラの解像度を確認していただくことができます

【使い方】
サイトの上部メニューの「解像度を検出」をクリックしてします

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しばらくすると「Webカメラが検出されました…」と表示されるので
「ウェブカメラの解像度を確認する」をクリックします

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「ja.webcamtests.comがあなたのカメラの仕様を許可しますか?」とメッセージが出ますので
「許可する」をクリックします

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「ウェブカメラの解像度」が表示されます
ここで現在接続されているカメラでサポートされている最大解像度が確認できます

この最大解像度によってカメラの画質の良し悪しが決まります

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下にスクロールすると、サポートされている具体的な解像度一覧が表示されています

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・・・
・・


ちなみにここでもカメラの接続テストが行えます

サイトの上部メニューの「ウェブカメラをテストする」をクリックしてします

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砂嵐画面の上の「私のカムをテストする」をクリックしてします

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「ja.webcamtests.comがあなたのカメラの仕様を許可しますか?」とメッセージが出ますので
「許可する」をクリックします

test02.jpg

しばらくするとカメラ映像が表示されます
正常に表示されていれば成功です

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左にはカメラの具体的な性能が表示されています

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◆トラブル4:音が相手に届かない◆
(マイク付きwebカメラの場合)


ZOOMやSkypeなどのミーティングソフトを起動した際、
相手方の方に音声が届いていないのならカメラのマイクに何か問題がある可能性があります

まずWindowsのボイスレコーダーで状態を確認します

起動しているソフトを全て閉じます

webカメラをパソコンのUSBに接続します
(※webカメラにマイク端子が付いている場合はPCのマイク端子に接続します)

タスクバーの「ここに入力して検索」のところに「ボイスレコーダー」と入力します
ボイスレコーダーが表示されますのでクリックします

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「ボイスレコーダーによるマイクへのアクセスを許可しますか?」とメッセージが出たら
「はい」をクリックします

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ボイスレコーダーが起動します
マイクのマークをクリックすると録音が始まります

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webカメラに向かってゆっくりと何か話して下さい(あーいーうーえーおー等)
話し終えたら画面中央の停止ボタンを押して録音を終了します

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左上に録音した「レコーディング」をクリックし再生します
(※この時スピーカーの音量を、聞こえるように調整してください)

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録音した内容が聞こえれば、webカメラには問題がありません
お使いのソフトをアンインストール&再インストールしてください

録音した内容が聞こえない場合はカメラ側に不具合が起きている可能性があります
ご購入された販売店にご相談ください

・・・
・・


しかし、いざwebカメラを探してみると中々に高性能な物があってビックリします

360度映像の撮影ができるカメラ
自動でカメラの焦点をあわせてくれるオートフォーカス機能のついた高画質カメラ
首振り機能がついたカメラ
暗視機能や自動光補正機能がついたカメラ
開閉式や折り畳み式のカメラ
フルHD解像度に対応した高画質カメラ
などなど…

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オンライン会議のみに使用するなら、1000円以下のそこまで高画質でないものでも大丈夫でしょう

しかし今後もコロナ禍においてインドアでの活動が増えてくることを踏まえて、この機会に何か機能付きの物を選択肢に入れるのもアリだと思いますね

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします