モニター2台を並べて使用する方法(マルチモニター)

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

今お使いのパソコン、作業中はこんな風になっていませんか?

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ひどくごちゃごちゃしていますね…
ディスプレイ一枚で、作業ウィンドウばかりが増えるとこういう状態になります

下部のタスクバーでウィンドウの切り替えをするので、意外に慣れてしまえば気にならないのですが、
ただそれは作業がそれぞれ一つのウィンドウで完結する場合によります

例えば、ウィンドウからウィンドウへコピー&ペーストを繰り返す作業や、ウィンドウを見比べなければならない時
何度もアクティブの切り替えをする工程が生じてしまい、大変不便です

またチャットソフトなど、通知を監視しておく必要のあるアプリの上に他のウィンドウが重なってしまうと
通知を確認するためにアクティブにし直すという手間が生じますし、
邪魔にならないようにするには、そのチャットウィンドウ分の領域確保が必要となります

このような不便さを感じ始めたら、マルチモニターの導入を検討すべきタイミングです

◆マルチモニターとは◆


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マルチモニターは「マルチディスプレイ」や「デュアルディスプレイ」とも呼ばれます

複数のモニターを活用して、作業領域を増やしたり、ディスプレイを同期させて大画面モニターで表示させるような用途で使用されます

モニターを横に二つ並べるのが一般的ですが、設定次第で縦に並べる事も出来ます

三台以上のモニターでも自由な配置で並べて作業できます

◆マルチモニターの準備◆


■デスクトップPCの場合

モニター2台を並べて使うのであれば、
パソコンからそれぞれのモニターに映像出力ケーブルを繋ぎます

つまりパソコン側の映像出力端子は2つ分必要となり、ケーブルも2本必要です

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■ノートPCの場合

ノートパソコンとモニターを映像出力ケーブルで繋ぎます

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映像出力端子(DVI、HDMI、DPなど)はPC側とモニター側を合わせる必要があります

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↓接続端子の種類についてはこちらの記事を参照してください
ゲーミングPC⇔モニター接続の落とし穴

◆マルチモニターの配置例◆


マルチモニターを導入するならスペースの確保が肝です

例えば21~23インチワイドのモニター2つを横に並べるなら、

机に幅1m程度のスペースが必要です

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ピボット機能(回転機能)付きのモニターなら縦にする事で幅の節約にもなります

縦モニターは、特にスクロールの多いページを閲覧する時とても便利です

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モニタースタンドのスペースを空けたいなら、モニターアームを使用する手もあります

モニターアームならモニターの角度、高さも自在に調整出来るので、無理のない楽な姿勢を取れるモニター配置に調整できます

モニターアームは3枚以上のモニターに対応している物や、壁取り付けタイプなどもあります

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◆マルチモニターの設定◆


2台目のモニターを用意し、パソコンと繋ぎます

2台目のモニターの電源を入れます
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メインモニターのタスクバーの右側にあるアクションセンター(吹き出しのマーク)をクリックします

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「表示」をクリックします

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使用用途に応じて表示方法をクリックします

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■拡張
モニター2台分で1つの画面が広々と使用できます
単純に使用領域を増やしたい時はこちらです

■複製
メインモニターと同じ画面を複製し、セカンドモニターの方に反映させます
大画面でプレゼンをしたい時などは有効です

■PC画面のみ、セカンドスクリーンのみ
どちらかのモニターを使用しない場合に選択します

——

今回は拡張がメインなので「拡張」を選択します
これでセカンドモニターも表示され、マルチモニターの環境が出来ました
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しかし、もう少し詳しい設定が必要な場合もあります

例えば、認識された二つのモニターが左右逆だったり、モニターを縦に並べたい時、メインモニターを変えたい時など、以下で説明します


デスクトップ上を右クリックし、メニューから「ディスプレイ設定」をクリックします

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設定メニューの右に「ディスプレイの配置を変更する」という項目が表示されます
「1」「2」の書かれた四角がありますが、これが現在のモニターの配置設定を示しています

ここで「識別」をクリックします

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各モニター上に3秒ほど識別番号が表示されます

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この番号の並びが、モニターの配置設定と同じ並びであれば問題ありません

ただし
モニターの配置設定が、左が「1」右が「2」であるのに
モニターの識別番号が、左が「2」右が「1」であれば左右逆となっています

この場合、モニター本体自体を入れ替えてもいいですが、モニター配置設定の方も変更出来ます

↓このように「1」の四角をドラッグすると動かせますので「2」の右側へ移動させます

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このように「2」「1」の並びになったら「適用」をクリックします

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これでモニター配置設定が正常な並びになりました


また、配置設定はもっと細かく設定が可能です

例えば、このように縦に並べることも出来ますし、微妙にずらして配置する事も出来ます

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例えば3枚モニターをパソコンに繋いだのに、配置設定では「1」「2」しかない等、
モニターの実際の数より少ないときは「検出」をクリックします

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もしそれでも検出されない場合は、
パソコンとの接続がうまくいっていない可能性がありますのでケーブルを確認してください

メインディスプレイを変更したいときは、
モニター配置設定の、メインにしたい番号の四角をクリックします
(クリックした四角は青くなります)

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下の方にスクロールしていくと「これをメインディスプレイにする」という項目がありますので
チェックを入れます

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これでメインディスプレイが変更されました


マルチディスプレイ環境を整えるためには、スペースの確保というハードルはありますが、
モニターそのものは年々安くなっていて、金銭的なハードルは下がっていると言えます
(新品24インチモニターですら15,000円前後)

なによりマルチディスプレイ環境にしたらもう戻れないと言われているほど快適です

是非検討してみてください

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!

英語配列キーボードは日本語配列キーボードと何が違う?

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

今回は英語配列キーボードについてのお話です!

こちらが日本語配列キーボードの実物です
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そして
こちらが英語配列キーボードの実物です
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違いはいくつ見つかるでしょうか?

パッと見た限り両者はさほど違いはないように見えるので
購入後に気づくような事もあるかもしれません・・・

違いが分かりやすい箇所で言えば、英語配列の方は
「ひらがな」がキーに一切書かれていない事です

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英語圏の為に製作されたキーボードなので「かな入力」がないのは確かに当然なのですが、
普段日本語を入力する際に「ローマ字入力」を使用している方には関係ない話なので、案外違和感がないかもしれません

ただし誰でも必ず気づくタイミングがあります!

頻繁に起こりうる「アルファベット入力」と「日本語入力」を切り替えるタイミングです

英語キーボードの左上のキーを見てください

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ナニコレ・・・?

この場所は日本語キーボードでは「半角/全角 漢字」と表示されており、
本来はアルファベットと日本語の「入力モードの切り替え」が出来るキーのはずですが、、、

このように↓
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英語配列キーボードの場合は、この「~」キーを押しても表記してある通りの「~」が入力されるだけです
これでは困ってしまいますね・・・

しかしその機能が無くなってしまったわけではないので、ご安心ください

英語配列キーボードの場合は
「アルファベット入力」と「日本語入力」を切り替える「半角/全角 漢字」の機能は
「Alt」+「~」で可能です

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これはいざ何かの機会に英語配列キーボードを使用する際には必須となりますので、覚えておいて損はありません


他にも違いは色々あります

▼こちらが日本語配列キーボード

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▼こちらが英語配列キーボードです

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色の付いた部分が違う箇所です

(※テンキー付きの場合でも、テンキー部分にはほぼ違いはないので省略しています)

違う部分で、特に使用頻度の高いのは「エンターキー」です

日本語キーボードの場合、広めの縦長になっている事が多いのに対し、
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英語キーボードの場合、横長な場合が多いので、慣れないうちは上下のキーをタイプミスしてしまったり少し苦労します
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他には、日本語キーボードのスペースキーの両隣にある
「無変換」「変換」「カタカナ ひらがな」といったキーは、英語キーボードにはありません

(「Alt」+「~」で日本語モード時に切り替えてから変換します、またスペースやファンクションキーで似たような機能を使用できます)
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その代わり、それらのキーがない分、スペースキーが横幅が長めに配置されている事が多いです
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また、地味に使用頻度の高い& @ ; : () []などのキーも配置が違うので慣れが必要なポイントです

◆キーボードレイアウトを日本語→英語に変更する設定方法◆


もし英語キーボードなのに、印字通りのキー入力とならない時は、
初期設定が日本語キーボード仕様となってしまっている場合があります

その場合は、Windowsの設定から変更できます

画面左下のWindowsマークからスタートメニューを出し、歯車のマーク(設定)をクリックします

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「設定」ウィンドウが表示されるので、「時刻と言語」をクリックします

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左メニューの「言語」をクリックします

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下にスクロールしていき、「優先する言語」の「日本語」をクリックします

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「オプション」をクリックします

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「言語のオプション:日本語」が表示されますので、下にスクロールしていきます

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「キーボードレイアウト」に現在のキーボード設定が表示されています
(※キーボードレイアウト:日本語キーボード(106/109 キー))

「レイアウトを変更する」をクリックします

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「ハードウェア キーボードレイアウトの変更」が表示されますので、
「日本語キーボード(106/109 キー)」のプルダウンメニューをクリックします

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プルダウンメニューが開いたら「英語キーボード(101/102)」を選択します

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「今すぐ再起動する」をクリックします

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これでパソコンが再起動すると、英語キーボードの印字通りのレイアウト設定に変更されます

また逆に、英語キーボードで、レイアウトも英語レイアウト設定であるけど、日本語レイアウト仕様に変更したい時は
プルダウンメニューで「日本語キーボード(106/109 キー)」を選択すれば日本語キーボード配列に変更できます!

ただしその場合は当然、印字されている文字と異なる設定になりますので注意です
(↑英語キーボードに日本語表記のキーボードカバーを使用するのであれば、問題ないですね)

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!

Windows10でも「Windowsフォトビューアー」を使う方法

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!

既にWindows10を導入されている方はご存じでしょうが、

Windows10のフォトビューアーの既定のアプリは
初期設定で「フォト」
になっており、
それ以前のOSで規定のアプリだった「Windows Photo Viewer」はどこにも見当たりません

「Windows Photo Viewer」に慣れ親しんだ人は仕様の異なる「フォト」の使い勝手に戸惑う事も少なくないです

では以前の「Windows Photo Viewer」に戻すことは出来ないのでしょうか?

とあるサイトからフリーソフトをダウンロードする事で可能ですので、ご説明します

◆Windows Photo Viewerの導入方法◆


以下のサイトにアクセスします↓

Restore Windows Photo Viewer to Windows 10

ページが開いたら「Download Now (1.26MB)」をクリックします

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下記のメッセージが出ますので「ファイルを保存」をクリックします

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ダウンロードされた「RestoreWindowsPhotoViewerSetup.exe」というファイルを開きます

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「Next」をクリックします

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「Next」をクリックします

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「Install」をクリックします

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インストール後、「Finish」をクリックします

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このように「Restore Windows Photo Viewer 1.22」が起動します
左下のボタン「Restore Windows Photo Viewer」をクリックします

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下記のメッセージが出ますので「OK」をクリックします

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これで「Restore Windows Photo Viewer」がインストールされました

次に、画面左下のWindowsマークからスタートメニューを出し、歯車のマーク(設定)をクリックします

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「設定」が開きますので、「アプリ」をクリックします

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「既定のアプリ」をクリックします

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「フォトビューアー」の「フォト」をクリックします
「アプリを選ぶ」に「Windows フォトビューアー」がありますのでクリックします

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これで「Windows フォトビューアー」がビューアーの既定のアプリに設定されました

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このように画像を開くと、「Windows Photo Viewer」が起動するようになりました

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おそらくですが「Windows Photo Viewer」に比べ「フォト」が使いにくいと感じる人には、同一フォルダ内の画像をボタン一つで順々に閲覧出来ない、と不便に感じているのだと思います

「Windows Photo Viewer」にはあった矢印の「前へ」「次へ」ボタンの事ですね

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実は、この矢印は「フォト」で画像を開いているとき、右端、左端にカーソルを移動させると現れます
画像を開いた瞬間以外は消えているので、その機能がないように見えてしまうんですよね

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何故このような仕様なのか・・・
もしかしたら「Windows Photo Viewer」の下部メニューに当たる部分を省略して、画像表示領域を増やすために行った仕様なのかもしれません

またこの矢印が表示されない不具合もあるようです

とはいえ「フォト」には驚くほど様々な機能がありますので、どちらがいいと一概に言えるわけではありません
使いにくさを感じていないのなら、是非フォトの機能を色々使いこなしてみると面白いですよ

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!