改めてSSDとHDDを比較してみる

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

今まで幾度もおススメしてきたSSDですが、
パソコンの起動が速いというだけで、安いHDDに勝る価値はあるのか、
他に何かデメリットがあるのではないのか
と、不安になる方もいらっしゃるかもしれません

そんな方のために、ここで様々な要素からHDD/SSDを比較してみようと思います!!

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◆読込/書込速度◆


言わずと知れたSSDの最大のアピールポイントですね

「HDDだとパソコンが起動するまで3分以上も掛かっていたが、
SSDに変えたら10数秒で完了した!」

と言ったらこれほどの利便性はありません大笑い

また種類にもよりますが、
SSDのデータ読込/書込速度はHDDの約3~5倍
というデータが出ています
これは特に大容量データのコピー時に実感できると思います

またランダムアクセススピードは約40倍!という差があります
これは小さな容量のファイルまたはアプリケーションを立ち上げる時に速度差に関係してきます

◆衝撃に対する耐久性◆


一般的にHDDの方が衝撃に弱いと言われています

これは内部構造の違いによるもので、
HDDはレコードや音楽CDのように、
磁気ヘッドが回転するディスクの溝に合わさる事でデータにアクセス
しています

外部から衝撃が加わると、その磁気ヘッドがディスクに強く押し付けられたり、磁気ヘッドが一瞬ディスクから離れ、その反動でディスクに強く打ち付けられたりして、ディスクを傷つけてしまう事があります
この傷を「不良セクター」と言います

この不良セクターを放置していると、
物理的に破損した箇所にアクセスするたびに磁気ヘッドにもダメージが加わり、さらに破損が進行していきます

このように、衝撃を与えてしまった時に特に不具合が出なくても、
後から徐々に壊れていき、HDDが読み込めなくなることも少なくありません
ので注意です

SSDはシンプルな半導体素子メモリの電子回路であり、HDDのような駆動部分はありません
衝撃を受けても、構造的に深刻な破損となるケースは少ないです(衝撃の度合いにもよりますが)

例えば半田ごてが甘く、衝撃によってチップと回路の接触不良が生じてしまうケースもありますがごく稀です

◆寿命◆


・HDDの寿命

一般的にHDDの寿命の目安は平均3年~4年程度(時間換算で約26,000~35,000時間)と言われています
しかしHDDの種類、動作環境、データの管理方法などにより大きく左右されます

一日フルで使い続ければ1年で持たなくなる場合もありますし、
使用時間がすくなければ10年以上使い続けられる事もあります

寿命の兆候

HDDに不具合が出始めると、動作が重くなったり、フリーズやエラーが頻発する事があります
ハード的な問題では、HDDのディスクの回転音が異様にうるさくなったり、異常に熱くなる事もあります
このような状態が生じ始めたら、寿命の兆候と捉え、即座にバックアップを行うべきです

・SSDの寿命

SSDの寿命については諸説あり、はっきりとは分かっていません
ただHDDより寿命は長いと言われています

SSDは36.5TBの読み書きが一般的な寿命の基準と言われており、
一日に20GBのデータを読み書きしたとしても5年は持つ計算
となっています
(※36.5TBというのは、メーカー公開の5年保障値より逆算)

HDDは駆動部分の摩耗など経年劣化による寿命が多いですが、
SSDは読み書き回数の限度に達したら、そこが寿命
といった感じです

寿命の兆候

上記のようにHDDは壊れる前兆が分かりやすいですが
(※前兆もなく壊れて、読み込めなくなることも稀にあります;;)
SSDには寿命の兆候を表すものは見当たりません

そこで便利なツールがあります

下矢印下矢印下矢印

ネットで「CrystalDiskInfo」と検索してください

こちらはフリーソフトの診断ツールで、HDD/SSDの今の状態をレポートしてくれます

こちらをダウンロード、インストールしたら起動すれば、すぐに結果が表示されます

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このようにストレージの状態を非常に事細かく診断してくれます
(画像はSSDの物ですが、HDDでも回転数など詳細をレポートしてくれます)

このように左上の健康状態が「正常」となっていれば、問題は生じていません
「異常」となっていれば、早急なデータのバックアップが必要となります

使用時間が7000時間超えと結構長く使っているように見えますが、
総読込量/総書込量を合わせても1TBにも届かず
SSDの限度が36.5TBだとすると、まだまだ全然使えそうですねグッド

◆表面温度◆


熱に弱いのはHDD、SSDどちらも同じです
パソコンを使用時はHDD、SSD自体が表面温度は40度程度にまで上昇しますが、
HDDは50度、SSDは70度が一般的に動作時の限界温度と言われています

SSDは一般的にHDDより消費電力が少なく、発熱も少ないと言われています
しかし処理速度の速いNVMe SSDを使用したり、高負荷の掛かるアプリを使用すると、SSDでもそれなりに温度は上昇します

SSDには「サーマルスロットリング」という熱暴走を防ぐ安全装置が備わっていて
目安として70度を超えると自動的に処理を遅くすることで、安全な温度を保とうとしますが
この機能だけで発熱による故障を防ぐことができるとは限りません

また低温すぎるのも良くありません
氷点下に近い温度では起動自体が怪しくなります
特にパソコン内部に結露が生じるような環境で通電してしまうと、故障の原因となります
(キチンと乾いてから通電するなら大丈夫です)

↓ノートパソコンの発熱が気になる方は、こちらの記事
「ノートパソコンの熱が心配、そんな時は・・・」を参照してください

また上記で紹介したフリーソフト「CrystalDiskInfo」を使用して、実際の温度を確認しておくと安心です

◆SSDにデフラグは必要なのか?◆


HDDなどの記憶装置は、
長い間使用していると一つのデータがディスクの中で
バラバラの場所に書き込まれるようになり、アクセスが遅くなることがあります

これを断片化と呼び、データを整理して断片化を解消することを「デフラグ」と呼びます
デフラグツールは無料でダウンロード出来ます

HDDが主流の頃は定期的なデフラグが推奨されていました
しかしデフラグとは元々HDDの仕様に合わせて設計されたもので、
動作原理の異なるSSDでは、デフラグは不要と言われています

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この画像のようにHDDはディスクを回転させてデータを読み込んでいるので、
読み込みたいデータの位置がバラバラだと、何度も回転させないといけませんし、
読み込むためのヘッド部分も頻繁に上下に移動することになります
しかしデフラグをすることで、データを連続で読み込めるようになり少ない回転数で済むようになります

SSDの場合は、順番に直接その位置にデータを読み込みに行くのでデフラグによる恩恵はほぼありません
むしろデフラグする事で、SSDの書き換え回数を消費してしまい僅かに寿命が縮まってしまいます

◆その他の比較要素◆


重量

機種などにもよりますが
・内蔵HDDなら400~700g
・内蔵SSDなら100g以下
が多く、一般的にSSDの方が軽いです

ただ外付けやノートパソコンなら持ち運びの問題がありますが、デスクトップならあまり気にしなくていいかもしれません

静音性

HDDはディスク回転による駆動音がしますが、SSDからは音はしません

◆容量に対する価格◆


最後に価格の差ですね

HDD最安価
1TB・・・4000円前後
4TB・・・8000円前後

SSD最安価
240GB・・・3500円前後
500GB・・・6000円前後
1TB・・・12000円前後

価格ドットコムで調べたところ、現在の相場目安としてはこんなところです
また、SSDにはNVMe、SATAといった二つの転送方式があり、
転送速度の速いNVMeの方が割高となっています

同じ1TBの容量でもSSDはHDDの3倍値段が高いという事です
しかし全体としては数年前と比べSSDもHDDも随分価格は安くなっています


如何でしたでしょうか?
SSDを選ぶメリットは、転送速度以外にもこれだけあります
このように価格以外はHDDの上位互換と割り切ってしまっていいので、安心してご使用くださいウィンク

ただ時代とともに主流が変わっていくだけで、決してHDDが悪い物だというのではありません
使用用途によってはHDDでも使い心地はそう変わりませんし、
何より昔と比べても途轍もなく安くなっています
(3年前ですらHDD1TB・・・30000円前後、今は4000円前後)

むしろ主流を外れつつある今こそHDDの買い時とも言えますぐー

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それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!ウィンク

おススメのバックアップ方法

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

皆さんはパソコンを購入したからどれだけ経ちましたでしょうか?

そろそろデータのバックアップを意識する頃合いではないでしょうか

明日、災害が発生してPC自体が破損してしまうなんて事がなくもありませんほえー
そんな極端な例でなくても、ストレージが急に読み込めなくなりデータの救出が困難になる事はいつでも起こりえます

また、いずれパソコンを買い替える時が来たら、データの移し替えの為のバックアップが必要となります

今回は、そんなトラブルへの事前の対応措置や、データの共有/コピー/移行の方法として様々なデータのバックアップ手段を紹介します!

◆バックアップ用のメディア◆


外付けHDD

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外付けHDDは割とポピュラーなバックアップ用メディアで、
パソコンの中身丸ごとコピー出来る程の大容量が利点のドライブです
据え置きタイプとポータブルタイプがあります

据え置きタイプは電源ボタンがあり、コンセントから給電する本格的なドライブです
バックアップ手段としては現状最も大容量で、出来る限りデータをたくさん入れたい場合に適しています

ポータブルタイプはパソコンに繋ぐだけで使えます
持ち運びに便利な軽量タイプで、据え置きタイプと比べると容量は少ないですが
それでも他の媒体と比べると十分な容量があります

据え置きタイプは4TB、ポータブルタイプも2TBぐらいまでは
手が届く価格で購入できます

ネックとして記憶媒体は磁気ディスクなので、多少のディスクの回転音は出ます
機械駆動式なので構造的に衝撃に弱いといった点もあります

おススメ度:★★★★

外付けSSD

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外付けSSDは手のひらサイズのドライブで、携帯性に優れています
今やUSBメモリとほぼ変わらないサイズのモデルあります
重量は100g以下の物が多く、ポータブルタイプの外付けHDDと比べても軽いです

こちらも内蔵SSDと特徴は同じで、外付けHDDに比べ処理速度に優れており、データのコピーが非常に速いです
衝撃に強く、発熱、消費電力が少ないといった点でも優れています
HDDのような磁気ディスクではないので静音です

ネックとしてはやはり外付けHDDよりは高額な事です
とはいえSSDは日々低価格化が進んでおり、今は500GBで1万以下のモデルも登場しています

あらゆる面でHDDより上位性能なので
そこまで容量を必要としないなら、外付けSSDの方をおススメします

おススメ度:★★★★★

USBフラッシュメモリ

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古くからデータの保管、持ち運びに多く使用されてきた記録媒体です

近年では外付けHDDやSSDにシェアが奪われていますが、
そのキーホルダーサイズの携帯性から今も多くのシーンで利用されています
しかし容量はやや物足りないので、バックアップにはあまり向いていません(大容量モデルもなくはないですが、HDDやSSDに比べ割高です)

ただ、ちょっとしたデータのやり取りならこれほど使いやすいメディアはありません

おススメ度:★★★

SDカード

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SDカード・microSDカードはスマホやデジカメにおいて現在主流となっているストレージであり
気軽に持ち運べる記録媒体として一般にも浸透しています

ただパソコンのバックアップ手段としては容量も少なく、
あくまでパソコンと、スマホなどの他機器とのデータの移し替え手段と割り切る方がいいと思います

おススメ度:★★

光学ディスク(DVD/ブルーレイ)

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USBフラッシュメモリ登場より更に過去には、光学ディスクもデータのコピー手段として広く利用されていました
しかし現状は光学ドライブ自体が備え付けられていないノートパソコンが主流になりつつあるので、バックアップにはお勧めしません

耐久性も薄型の柔らかい素材なので、簡単に割れるリスクがあります

肝心の容量も他に比べてダントツに少なく、バックアップ手段としては残念ながら時代遅れと言えます

おススメ度:

◆クラウドサービス◆


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クラウドはオンラインストレージの事で仮想上の領域にデータを保管します
アップデート/ダウンロードでPC、スマホ、タブレットなどにデータを移動出来ます

イメージとしては銀行に現金を預けておくような感じで、
基本的にデータがなくなったり、破損する事もなく、持ち運ぶ必要もなく
いつでも必要な時に、どこでも必要な場所で、データを引き出せる安心・快適なサービスです

ログインさえ出来ればどんな端末でもアクセス出来ます
サービスによってはローカルと同じように、クラウド上でのファイル編集も出来ます
また複数のデバイスから同時にアクセスも可能なので、他者とのファイルの共有にもよく利用されています

デメリットとしては、ネット環境がなければデータにアクセス出来ない事です
稀に発生するサーバーのメンテンナンスなどで利用出来ないタイミングもあるかもしれません

またクラウドと言っても提供している会社のサーバーPCに保管している訳なので
アクセスが集中すれば処理は重くなり、サーバーダウンしてしまう事もあり得ます(俗に言う鯖落ち)
充分なサーバー環境を用意してあるクラウドサービスを使うようにしましょう

Googleドライブ
Dropbox
One Drive
Amazon Drive
iCloud Drive

よく利用されているのはこのあたりです

無料で使えるものが多いですが無料版での容量はだいたい数GB程度です
最も無料容量の多いGoogleドライブでも15GBです

なので基本的にパソコンのバックアップとして使用するなら有料版を使用することとなります
容量ごとに金額プランが分けられていて、月額、年額での課金となるので、割高かどうかは使用容量と使用期間で判断する事となります

おススメ度:★★★★★

◆バックアップデータの作成◆


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バックアップデータの作成は、主に
システムイメージの作成と復元ポイントの作成があります

こちらはバックアップといっても意味合いが少し異なり、
データのコピーというより、トラブルに対するデータ保護やデータ修復といったイメージです

復元ポイントの作成/システムの復元・・・OSのシステムフォルダを含めたストレージ内のファイルを復元する
システムイメージの作成/復元・・・ファイルだけでなくシステム状態も復元する、システム修復ディスクを使って起動プログラムの修復も出来る

このようにデータを持ち運んだり、他の機器にコピーしたり、共有したりは出来ませんが
OS自体の破損や、ウイルスやアップデートによる不具合に対処し、パソコンが正常だったタイミングまでデータを戻せます

デメリットとしては
ドライブ内の全てのファイルを過去の状態に戻すので、
戻せるファイルを選択出来るわけではないという事です
戻したくないものを選別は出来ません
なので、外付けドライブやクラウドといった他のバックアップ手段と併用するのが無難です

なので、こちらはデータのバックアップというより、システムの保護、壊れた時の保険という意味合いで
重要な手段となります

おススメ度:★★★★★

やり方については以前の記事で紹介していますので参考にしてください

復元ポイントの作成&システムの復元(Winodws10)

システムイメージを作成する方法(Windows10)

◆サブドライブにデータをコピー◆


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ストレージ(HDD/SSD)を2つ以上積んで、メインドライブ、サブドライブに分かれているパソコンなら
サブドライブにデータをコピーしておくのも立派なバックアップ手段です

というのもOS(Windows)が入っているのはメインドライブなので
もしOSが破損して、修復のためにメインドライブ内部のデータを初期化しなくてはいけなくなった時も
サブドライブのデータには何ら影響しないからです

試しに、OS修復後にサブドライブにアクセスしてみると無事データが残っています
(メインドライブ、サブドライブが同時に壊れるといった偶然がない限り)

このようにバックアップが面倒な方は、ストレージ2枚積みのパソコンを買って
データをなるべくサブドライブにコピーを意識する事で、最悪な事態をより回避出来ます

つまりバックアップ手段としては、サブドライブは外付けストレージと大して変わらず
内蔵されているか外付けかの違いでしかありません

とはいえサブドライブも高頻度でアクセスする以上、いつ破損して読み込まなくなるかは保証は出来ないので、
他のバックアップと併用する事をお勧めします

おススメ度:★★★★★


でも、バックアップってそもそも面倒・・・
ファイルが更新されるたびに、コピーの方も頻繁に上書きしないといけない・・・しょんぼり
そうなんですよね…ファイルが更新されたら、それを感知して自動バックアップを取ってくれればいいのにと思います

そういう時はやはりクラウドサービスをお勧めしますね
ファイルの種類にもよりますが、クラウド上でファイル編集ができるサービスであれば、頻繁に更新するファイルはそこで更新してしまえばいいのでとても楽です

あとはサブドライブ付きのパソコンを購入することは、バックアップ的な意味では非常に有用です
システム(メインドライブ)と重要なデータが運命共同体となるのは、なるべく避けたいですからね…

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!ウィンク

USB3.0とUSB2.0の違いを知ろう

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

まずUSBとは何か?
「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)の頭文字を取った規格のことです

USBが普及する以前は、パソコンに接続される周辺機器(マウス、キーボード、プリンタ、スキャナ、モデムなど)には様々な異なる接続規格が使われており、それぞれケーブルを用意しなければならないという手間がありました
また、それらはパソコンの電源を入れる前に接続されていなければ、認識されませんでした

しかし1996年、起動しているパソコンに繋いでもすぐ使えるような伝送方式が考案され「USB」として定められました
現在ではパソコンに有線で接続する周辺機器の規格は、ほぼUSBに統一されています
また、デジタル家電やスマートフォン・タブレットなど、パソコン以外でも幅広く使われる規格になっています

そして2000年に「USB2.0」が、2008年に「USB3.0」が登場し、現在ではこの2種が主流となっています

セールスポイントとしてUSB3.0対応を強調している製品は多くありますが、
一体USB3.0はUSB2.0と何が違うのか?その性能差と特徴について説明します下向き矢印

◆外見の違い◆


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こちら一般的な「USB2.0」です

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こちらが「USB3.0」です

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こちら差込口です
左が「USB2.0」右が「USB3.0」です
このようにUSB3.0は機器側とケーブル側のコネクタの内側が青くなっている物が多いですが、
一部例外もあります(Macパソコンなど)

他に見分け方としては

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このようにケーブルの挿し口や、パソコン側の差込口に書かれているマークが異なります

「SS」はSuper Speedの略でUSB3.0以降利用されるようなったマークです
「USB3.1」「USB3.2」もこのマークが使用されています

◆転送速度◆


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このように最大転送速度は約10倍と、歴然たる差がありますが
あくまで理論値を単純比較しているので
現状では接続機器の種類や条件により、2~5倍程度の差となります
(それでも十分速いですが)

また、マウスやキーボードなど通信量が少ないデバイスでは体感での速度差はほとんどありません

速度差を実感できるのは、外付けHDDやUSBメモリ、スマートフォンに大容量のデータ転送を行う際が一番かと思います

USB2.0とUSB3.0がどちらもあるようなパソコンでは、

マウスやキーボードなど入力デバイスはUSB2.0に挿しっぱなしにして

データのやり取りをする際に、空けておいたUSB3.0を使用するなど

うまく使い分けると快適です音符

!※注意点※
USB3.0の高周波ノイズが、2.4GHz帯(Wi-Fi, Bluetooth)に干渉する恐れがあるという報告があります
USB3.0にてデータ転送中はWi-Fi速度が遅くなることを留意しておくか、
Wi-Fi機器自体をなるべくパソコン本体から遠くに置いた方がよさそうです

◆電力供給◆


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またUSB3.0はUSB2.0の約2倍の電力供給が出来ます

USB3.0・・・900mA
USB2.0・・・500mA

つまり理論上スマートフォンの充電をパソコンでするならUSB3.0の方が速いです

従来のUSB2.0では電力消費の少ないデバイスに電気を供給する設計のため、給電能力が500mAでした
しかし現在はスマホなどをパソコンから充電するニーズが増え、
USB3.0は電力消費の大きいデバイスにも電気を供給できるように給電能力が900mAまで引き上げられたという事です

とはいえスマホ充電器の電力供給力に比べたらまだまだ低いので、素直に充電器を使用した方が早いです…

ちょっと話がズレますが
スマホ用のUSBケーブルの中には「充電専用」の物もあります
この充電専用ケーブルでスマホをパソコンに接続しても、データの転送や同期はできないので注意が必要です

◆互換性◆


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USB2.0とUSB3.0はコネクタの形状が同じなので互換性があり問題なく差し込めます

しかしUSB3.0対応であっても、ケーブルや接続先のデバイスがUSB3.0に対応していないと、本来の転送速度は発揮されません
本体、ケーブル、接続機器どれか一つでもUSB2.0であれば、他がUSB3.0でも通信速度はUSB2.0相当となります
高速のデータ転送を望むなら、
本体、ケーブル、接続機器すべてが「USB3.0」に対応している必要があります

またサポートが終了したWindows7はUSB3.0に対応していないので
もし使用する場合はUSB3.0ドライバをインストールする必要があります

・・・
・・

以上がUSB3.0とUSB2.0の大まかな違いとなります
それぞれの特性を考慮してうまく使い分けてみてください!


またUSB3.0の更に上位モデルとして
2013年に「USB3.1」、2017年に「USB3.2」が登場
速度はそれぞれUSB3.0の2倍、4倍へと上昇しています

実はその登場とともにUSB3.0も改名されました

旧名:USB3.0 = USB3.2 Gen1
旧名:USB3.1 = USB3.2 Gen2
USB3.2 = USB3.2 Gen2×2

現在はこれが仕様書上の名称らしいです
商品スペックに「USB3.2」と書かれていても
その後ろに「Gen1」と付いていたら最新モデルではないという事です、ややこしいですね雫

とはいえ混乱を避けるためか今もUSB3.0という呼称を使用しているメーカーもありますし、通じる方で呼べばいいと思います
一昔前は皆USBメモリの事を、省略してUSBと呼んでいましたし…

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!ウィンク

液晶モニターの表示方式TN・VA・IPSの違い

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

パソコンのディスプレイモニターを購入する際に知っておきたいのは、採用されている液晶パネルの種類です
現在、主流となっているTFT液晶パネルは3種類に分類されています

TN方式(Twisted Nematic)、VA方式(Virtical Alignment)、IPS方式(In Place Switching)です

見落としがちですが、ディスプレイの商品ページのスペック欄や画像などに
表示方式:IPS(白色LEDバックライト) 、とか
LCDパネル種類:TN、と書かれているはずです

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液晶分子に電圧をかけることでモニターのバックライトの光量を調整し
その駆動方式がTN・VA・IPSの3種の方法が採用されているという事ですが

そんな難しい話はさておき、
これら3種のパネルはそれぞれ特徴があり、適した使い方が異なりますので予算や用途にあわせたディスプレイをお選びできるよう、
各液晶パネルの特徴を解説致します下矢印

◆TN方式◆


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ねじれネマティック液晶と呼ばれています
主に、パソコンのディスプレイや携帯電話の画面に使用されています

生産技術が確立しており普及率も3種の中で最も高いため、価格が安い傾向にあります
パネルの発光効率も高いので、消費電力が少なく済みます

また描画の応答速度が速く、スポーツ観戦やオンラインゲームなどには有利と言えます
透過率が高く、画面を明るくしてもぼやけづらいのもメリットです

ただ大きなデメリットとして、視野角の狭さが挙げられます
正面以外の角度では色合いが変化してしまう「色度変移」が顕著で、複数人で見るにはあまり適していません
同様の理由として、デュアルディスプレイもやや不向きです

————————————

※視野角とは・・・液晶モニターの明るさなどが斜めから見てどこまで正常に見えるかを表す角度です
商品スペックに「視野角(可視角度)  水平:170°、垂直:160°」とあれば最大180度に対し、
左右には170度、上下には160度まで映像が見れる角度を保証しているという事です

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◆VA方式◆


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性能としては、TN方式とIPS方式の中間に位置するようなパネルです
主に、パソコンのディスプレイや高品質なテレビに使用されています

コストはTN方式より高く、IPS方式より安い
視野角はTN方式より広く、IPS方式より狭い

バランスがとれているため、無難な物を選ぶならこちらとなります

特に優れた点としてコントラストが高く
暗い部分と明るい部分を同時に表示した時にハッキリとした画面表示が可能で
メリハリのある画質を楽しめるパネルとなります
応答速度に関しても悪くはありません

◆IPS方式◆


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主に、DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれ、高級テレビにも採用されている形式です

視野角が非常に広く、色再現性の高さに優れているため
画面から遠く離れて見たり、斜めから見ても映像の美麗さは変わりません

大き目のディスプレイで映画や写真の鑑賞をするのに適していると言えます

色ずれが少なく発色もよいので、
パソコンでイラストを執筆するイラストレーターや、動画の作成をしているクリエイターなどに愛用されています

一般的に他の方式より応答速度が遅いですが、オーバードライブでカバーしている製品もあります

また、単純比較では最も高性能なので高価なものが多いです


ここまでメリット、デメリットを挙げましたが
それぞれの方式にもパネルメーカーによるバリエーションがあり、技術の進歩によって
その表示方式の短所を改善する技術を取り入れている物もあります

VA形式でも配向分割法との組み合わせでIPS並みの広視野角を実現しているものもあります
IPS形式でも応答速度の遅さから生じる残像感を残像低減技術でカバーしているものもあります

このように
商品によって表示形式の特性の優劣がなくなる場合もあるので、実際のスペック等を見比べるのも重要となります

ともあれ迷ったら使用用途で決めるのが一番です下向き矢印

◆おすすめの使用用途◆


TN方式……視野角が狭いので1台だけを正面向きで使う場面に向いてます、FPSや格闘ゲームなど動きが早いゲーミングPCでもOK、安いモニターで十分な人にも

VA方式……広い視野角とコントラストを生かした映像鑑賞や画像の鑑賞に向いています、TN方式と同じ用途でもOK

IPS方式……視野角が広いのでマルチモニターやTVのように複数人でモニターを見る場面に向いてます
色ずれの少なさを生かしたイラスト製作や、動画作成、写真の編集、映像鑑賞にも適しています
高性能なモニターが欲しい方はこちらです

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この記事を参考に用途や目的にあった表示方式を選んで、購入を検討してみてください音符

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!ウィンク

外付けWEBカメラの調子が悪いときは

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!ちょき

早いものでコロナ発生から、もうすぐ1年が経とうとしていますびっくり

しかし今だ世界的に収束する様子は見られず、
テレワークも様子見で継続している企業も多いのではないでしょうか

テレワークでwebカメラを使ったオンライン会議をする際、カメラが内蔵されていないノートPCやデスクトップPCの場合は
外付けタイプのwebカメラを使用することになりますが、

今回はその外付けwebカメラの不調時やトラブルの対処法について説明します!!

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◆トラブル1:映像が出ない◆


ZOOMやSkypeなどのミーティングソフトを起動した際、
映像が映っていなければカメラの接続に何か問題がある可能性があります

まずWindowsのカメラアプリで状態を確認します

起動しているソフトを全て閉じます

webカメラをパソコンのUSBに接続します

タスクバーの「ここに入力して検索」のところに「カメラ」と入力します
カメラアプリが表示されますのでクリックします

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カメラアプリが起動します

■画面が表示されている

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カメラは正常です

お使いのソフトの方で映像が表示されていないのであれば、
そのソフトをアンインストール&再インストールしてみてください

■画面が表示されていない

hihyouji.jpg

このように「カメラが見つかりません」と表示されたときなどは

USBケーブルを指し直してみたり、別のUSB差し込み口を変えてみて
同じようにチェックしてください

それでもカメラ映像が表示されない場合は
カメラ自体に不具合が起きている可能性があります

カメラをお求めの販売店までご相談ください

◆トラブル2:カメラの映像がカクつく・止まる◆


接続したカメラとPC側のカメラ設定が異なる場合に
カメラ映像がカクつく・止まる、などの症状が起きることがあります

カメラアプリの設定で調整します

カメラアプリの左上に歯車のマークがあるのでここをクリックします

settei0.jpg

「設定」が開きますので、
「写真の画質」「ビデオの画質」をカメラの仕様に合うように調整してください

settei.jpg

◆トラブル3:カメラの映像が粗い気がする◆


解像度が低いカメラを使用しているかもしれません

webカメラテストのサイトで解像度を確認出来ます

webカメラをパソコンのUSBに接続します

「ウェブカメラテスト」のサイトを開きます
https://ja.webcamtests.com/

このサイトでは接続されたwebカメラの解像度を確認していただくことができます

【使い方】
サイトの上部メニューの「解像度を検出」をクリックしてします

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しばらくすると「Webカメラが検出されました…」と表示されるので
「ウェブカメラの解像度を確認する」をクリックします

test07.jpg

「ja.webcamtests.comがあなたのカメラの仕様を許可しますか?」とメッセージが出ますので
「許可する」をクリックします

test08.jpg

「ウェブカメラの解像度」が表示されます
ここで現在接続されているカメラでサポートされている最大解像度が確認できます

この最大解像度によってカメラの画質の良し悪しが決まります

test09.jpg

下にスクロールすると、サポートされている具体的な解像度一覧が表示されています

test10.jpg

・・・
・・


ちなみにここでもカメラの接続テストが行えます

サイトの上部メニューの「ウェブカメラをテストする」をクリックしてします

test12.jpg

砂嵐画面の上の「私のカムをテストする」をクリックしてします

test01.jpg

「ja.webcamtests.comがあなたのカメラの仕様を許可しますか?」とメッセージが出ますので
「許可する」をクリックします

test02.jpg

しばらくするとカメラ映像が表示されます
正常に表示されていれば成功です

test03a.jpg

test04.jpg

左にはカメラの具体的な性能が表示されています

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◆トラブル4:音が相手に届かない◆
(マイク付きwebカメラの場合)


ZOOMやSkypeなどのミーティングソフトを起動した際、
相手方の方に音声が届いていないのならカメラのマイクに何か問題がある可能性があります

まずWindowsのボイスレコーダーで状態を確認します

起動しているソフトを全て閉じます

webカメラをパソコンのUSBに接続します
(※webカメラにマイク端子が付いている場合はPCのマイク端子に接続します)

タスクバーの「ここに入力して検索」のところに「ボイスレコーダー」と入力します
ボイスレコーダーが表示されますのでクリックします

voice00.jpg

「ボイスレコーダーによるマイクへのアクセスを許可しますか?」とメッセージが出たら
「はい」をクリックします

voice01.jpg

ボイスレコーダーが起動します
マイクのマークをクリックすると録音が始まります

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webカメラに向かってゆっくりと何か話して下さい(あーいーうーえーおー等)
話し終えたら画面中央の停止ボタンを押して録音を終了します

voice03.jpg

左上に録音した「レコーディング」をクリックし再生します
(※この時スピーカーの音量を、聞こえるように調整してください)

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録音した内容が聞こえれば、webカメラには問題がありません
お使いのソフトをアンインストール&再インストールしてください

録音した内容が聞こえない場合はカメラ側に不具合が起きている可能性があります
ご購入された販売店にご相談ください

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しかし、いざwebカメラを探してみると中々に高性能な物があってビックリしますカメラ

360度映像の撮影ができるカメラ
自動でカメラの焦点をあわせてくれるオートフォーカス機能のついた高画質カメラ
首振り機能がついたカメラ
暗視機能や自動光補正機能がついたカメラ
開閉式や折り畳み式のカメラ
フルHD解像度に対応した高画質カメラ
などなど…

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オンライン会議のみに使用するなら、1000円以下のそこまで高画質でないものでも大丈夫でしょう

しかし今後もコロナ禍においてインドアでの活動が増えてくることを踏まえて、この機会に何か機能付きの物を選択肢に入れるのもアリだと思いますねグッド

それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします!ウィンク