おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
オーエープラザ店長の桑原です!
パソコンを長く使っていると、パソコンの処理が購入時と比べて遅くなった!と感じたことはありませんか?
何が原因なんでしょう?
もしかしたら容量が残り少なくなっているせいなのかもしれません
冷却が足りなくてオーバーヒートを起こしかけているのかも・・・
かなり長く使用しているのなら、最悪パソコンパーツにどこか異常が発生している事も考えられます・・・
でもパソコン起動時は遅くなくても、作業してたらどんどん遅くなってきたり、フリーズしてしまったりしたら
起動しているアプリが原因の可能性が高いですね
しかし実際にどのアプリがパソコンに負荷を掛けているかは
各々のユーザー環境によっても使い方によっても異なってきますし
更にタスクバーに並んでいる起動中のアプリ以外にも
見えないところで密かに動作しているプログラムもありまして、これが負荷を掛けている事も十分にあり得ます・・・
でも、それを調べるのにちょうどいい手段があります!
「タスクマネージャー」を起動して負荷を掛けているアプリを見つけてみましょう
◆タスクマネージャーの起動方法◆
タスクバーを右クリックし、メニューからタスクマネージャーを選択してください
「タスクマネージャー」が起動します
このままだと「簡易表示」状態になっているので、左下の「詳細」をクリックし「詳細表示」に切り替えます
※ただアプリが重い影響で、デスクトップ全体がフリーズしていて上記の操作が行えない場合があります
その場合は下記の操作でタスクマネージャーを起動してください
「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのキーを同時に押してください
いきなり青い画面に切り替わり、白地のメニューが中央に表示されます
メニューの「タスクマネージャー」をクリックします
元の画面に戻り、「タスクマネージャー」が起動しました
◆タスクマネージャーの操作方法◆
■プロセスの見方■
何やらリアルタイムに数値が変動していますが、
これはパソコンが現在どのアプリにどれだけのタスクを割いているかを示しています
左の項目の「アプリ」は表面上で起動しているプログラムを示しています(基本的にタスクバーに並んでいる物ですね)
下にスクロールしていくと「バックグラウンド プロセス」というのがあり
これが見えないところで密かに動作しているプログラムです
その下には「Windows プロセス」というOSの動作プログラムもあります
上部には左からCPU、メモリ、ディスク、ネットワーク、GPUの項目が並んでいます
値が100%に近いほどPCに大きな負荷をかけていることになります
「CPU」や「メモリ」をクリックする事で、数値が高い順、低い順にソートする事も出来ます
(「名前」をクリックで元に戻ります)
これでパソコンに負荷を掛けているアプリがどれなのか判別出来たと思います
該当のアプリを開き、アプリから終了する事で動作が軽くなりますが
フリーズ状態など、何らかの原因でアプリの終了が出来ない場合、タスクマネージャー上で強制終了させることができます
(フリーズ状態の場合、アプリの名前の横に「応答なし」と表示されています)
■アプリの終了■
終了したいアプリの項目を選択し、右下の「タスクの終了」をクリックします
該当の項目が消え、CPUやメモリの%が減りました
※注意・・・上記の操作はあくまでアプリの「強制終了」で正常な終了手段ではないですので、アプリ内のデータの保証は出来ません、フリーズした時の最終手段と考えてください
又、「バックグラウンド プロセス」「Windows プロセス」は不用意に強制終了させると
パソコンそのものの動作が不安定になる、または動かなくなってしまうかもしれないので
触らない方が無難です
もしそれらの項目で異常なほど負荷がかかっている場合は、何かしら不具合が生じているかもしれないので
ネットなどで調べてみてください
■スタートアップの無効■
上部のタブから「スタートアップ」をクリックしてください
これらの項目は、パソコン立ち上げと同時に、自動的に起動するようにプログラムされたアプリです
パソコンの起動が遅いと感じたらこれらに原因があるかもしれません
毎回起動する必要がないと感じたアプリは「無効」状態にしてしまいましょう
無効にしたいアプリの項目を選択し、右下の「無効にする」をクリックします
「状態」が無効に変わりました
パソコンの処理が遅かったり、フリーズしたら、まずタスクマネージャーを開く
これで解決することは多いと覚えておいてください
余談ですが、
マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツにとって
先ほど紹介しました「Ctrl-Alt-Delete」のコマンドの組み合わせは最大の痛恨事でありました
タスクマネージャーの呼び出しの他、システムの再起動などにも使用される「Ctrl-Alt-Delete」ですが
うっかり触れてしまわないよう、意図的にユーザーが押しづらい組み合わせにしたようです
しかしそのような複雑なキー操作は、実際はショートカットとしては適さず誤りであったと、彼は今でも後悔しているらしいです
「もしやり直せるなら、ひとつのキーを押すだけでシステムを再起動できるようにするだろう」
(ブルームバーグ主催のグローバル・ビジネスフォーラムにてビル・ゲイツ談)
ユーザー操作に親切な姿勢はありがたいですが
うっかり電源ボタンを触れてしまうことの多い自分としては怖いところです・・・
それでは、これからもオーエープラザをどうぞよろしくお願いします